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両丹日日新聞2015年10月 3日のニュース

朝日に染まる雲海 大江山連峰に出始める

オレンジ色に染まる雲海 福知山市大江町の大江山連峰で、濃い霧が山々を包む雲海が出始めた。同町北原の鬼嶽稲荷神社周辺では3日早朝に見られ、訪れた約20人が朝日に染まる霧の海原に見入った。

 雲海は放射冷却の影響で空気中の水分が霧となり、盆地や谷底にたまり発生する。日中と夜の寒暖の差が大きい時にできる。

 3日午前5時30分ごろの同神社周辺の気温は10度前後で、太陽が上がる前から、乳白色の霧が広がり、波を打つ大海原のような情景になった。やがて朝日が差すと、霧は黄金色に染まり、霧の上の山々が島のように見え、幻想的な雰囲気に包まれた。

 訪れた人たちは場所を変えながら、朝日に照らされた絶景をカメラで撮影。「すごくきれい」と感動していた。

 大江山連峰では、9月中旬から雲海が出始めた。大江山に詳しい同町金屋の自然公園指導員、赤松武司さん(62)は「11月からは週に4、5日見られるようになるでしょう。雲海は川霧が本体なので、川霧で周囲が見えにくくなった時は雲海が出ると思われます」と言う。

 同神社周辺では条件が合えば11月初旬まで、雲海を見ることができる。


写真=朝日を受け、オレンジ色に染まる雲海(3日午前6時10分ごろ)

    

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