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両丹日日新聞2015年9月25日のニュース

ライトで歩行者が「蒸発」 交通教室で夜間運転の危険性実感

実際に車を使い、蒸発現象などの説明をした 夜間の交通事故を防ごうと、福知山署(家入紀幸署長)は24日夜、福知山市三和町寺尾の三和荘グラウンドで、車両の死角や蒸発現象などを体験して学ぶ交通教室を開いた。教室は地域の10人が参加し、交通課の安達まり子巡査長らから説明を受けた。自動車や自転車を使って実験。黒い服よりも白い服に反射材を身につけている方が目立つこと、ライトをつけた車同士がすれ違う時に間に立つ歩行者が見えなくなる「蒸発現象」などを、実際に体験して学んだ。

 実験中は雨が降っていたため、さらに視界が悪くなり、「ほんまに分かりにくいな」「気をつけんとあかん」と口にする参加者が多かった。

 安達巡査長は「暗い中では歩行者も自転車も『自分がここにいる』とアピールする必要があります。車の運転手もハイビームにしたり、『もしかしたら歩行者がいるかもしれない』と注意したりして、運転するように心がけてください」と呼びかけた。

 教室が終わると、参加者には、夜に出かける際に活用できる「チカチカライト」などが配られた。秋の全国交通安全運動の一環。今回は運動は反射材の着用が、運動の重点の一つになっている。


写真=実際に車を使い、蒸発現象などの説明をした

    

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