ご当地スイーツなどが味わえる人気のイベント「丹波福知山スイーツフェスティバル」（実行委員会主催）が27日、福知山市中ノの市厚生会館で開かれる。午前10時から午後3時30分まで。

■お菓子教室やお茶の教室も■

　市内には老舗からフレッシュな新店まで多くの菓子店が並び、いろいろなスイーツを楽しむことができる。そこで「スイーツのまち福知山」をＰＲして集客しようと、2年前からフェスティバルを催している。今年は、府北部5市2町を会場に7月から11月まで開催されている「海の京都博」のコアイベントに位置づけ、内容を拡充。福知山、舞鶴、兵庫県の豊岡、篠山、姫路、福井県おおいの6市町から29店が出展してスイーツを並べるほか、委託販売の店舗や姉妹都市・長崎県島原市、観光友好都市・静岡県小山町からも出店する。

　福知山高校、同校三和分校、福知山淑徳高校、成美大学短大部もオリジナルのスイーツを販売。福知山表千家茶道会のお茶席、スイーツデコグッズ（小物）販売、デコ作り体験もある。

　さらに会場内では、手づくりお菓子教室と福知山茶のおいしい淹（い）れ方教室もある。お菓子教室はパンケーキと葛茶巾、チョコムースを作る。市内の小学3年生から中学3年生までが対象。淹れ方教室は、ＮＰＯ法人日本茶インストラクター協会が指導する。

■会場周辺商店街ではマルシェ■

　協力イベントもあり、広小路通りでは午前10時から広小路商店街振興組合主催の「広小路秋マルシェ」、まちのば2階の古本と珈琲モジカでは、午後2時から「物語の中のお菓子」をテーマにしたお話会が催される。


写真＝約4千人が来場した昨年のスイーツフェスティバル