福知山市は東日本豪雨災害で甚大な被害を受けた茨城県常総市に、職員4人を派遣した。常総市から「被災者支援の内容などを教えてほしい」と申し出があったのを受けて派遣を決め、職員らが19日に常総市役所で説明をしている。
関東や東北で記録的な豪雨となった10日、常総市では鬼怒川の堤防が決壊し、家屋が流されたり、浸水したりする被害が発生。1週間以上が過ぎたが、復興には相当な時間を要する見込みとなっている。
福知山市は、一昨年の台風18号水害、昨年の8月豪雨災害を経験。その際に、被災者支援の対応などにあたった危機管理室の森下邦治次長補佐のほか、税務課から2人、環境政策室から1人を派遣した。
市役所の出発式で松山正治市長が「2年連続の災害に対応した教訓を基に、しっかりノウハウを伝えてきてほしい」と激励した。
派遣メンバーの藤原謙司・環境政策室参事は「被災経験を生かし、一日も早い復興のため、頑張ってきます」と述べた。
写真=松山市長(右)と握手を交わす派遣メンバー
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