福知山市が来年4月の開学を目指す福知山公立大学について、福知山市議会の4年制大学のあり方検討特別委員会は17日、公立大学法人の定款案、大学評価委員会条例案など関連4議案を可決した。28日の本会議で、補正予算案とともに採決される予定。
特別委での採決前の討論では、「定員確保の確たる見通しがない」「セーフティーネットや教員体制が決まっておらず、議論が不十分」と反対する意見、「公立大の理念は、全国的に見ても特色あるもの。地方創生のモデルとなる」「将来の定員200人の確保は、不可能でない」との賛成意見が出され、賛否は分かれた。
希望の会、公明党、福知山きずなの会が賛成。共産党、地域政党ふくちやま、蒼士会は反対し、3対3の可否同数に。委員長(福知山未来の会)の裁決で可決した。
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