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両丹日日新聞2015年9月17日のニュース

「夢の実現に全力注いで」 女子プロ野球・植村投手が母校で講演

植村投手 日本女子プロ野球リーグ・京都フローラの投手・植村美奈子選手が16日、母校の桃映中学校(一ノ瀬明美校長)=福知山市北小谷ケ丘=で、2年生87人に「努力が夢への近道」と題して講演した。これまでの道のりを振り返りながら、夢を叶えるために全力を注いでほしいと呼びかけた。

 ユニホーム姿の植村選手は、中学の野球部時代には女の子扱いされたくないと丸刈りにしたことや、3年最後の大会で南陵中に敗れ大泣きしたことなどに触れた。

 中学卒業後、親元を離れて鹿児島の神村学園高等部に進学し、女子プロ野球の世界に入った。

 プロ入り後は朝の練習を毎日続け、だれよりも早くグラウンドへ行っていることを紹介した。成績不振のシーズンには悩んだこともあったが、今シーズンは12勝を挙げる好成績を維持。

 「我慢があったから結果につながっている。我慢の時間は長く、辛く感じる。その時の我慢が大きなチャンスになって返ってくる。夢が見つかったら最後まで挑戦して。努力をせずに結果は出せない。全力を注げる人が夢を叶えている」と、後輩にメッセージを送った。

 野球部キャプテンの2年生、森下弓冬君は「(中学時代)男の人の中で頑張ってこられたことが、すごいと思う。先輩の話を聞いて、これからある新人戦を頑張りたい」と話していた。


写真=後輩たちへメッセージを送った植村投手

    

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