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両丹日日新聞2015年9月12日のニュース

命守る拠点事業所200カ所 消防本部が認定

認定標章を貼り付ける 「AED(自動体外式除細動器)がある」「2年以内に応急手当て講習を受けた者がいる」といった事業所を福知山市消防本部が「市救急まちかど安心ステーション」として認定する制度がスタートした。消防本部のホームページで、承諾が得られたAED設置事業所の公開を9日から始め、万一のときに役立ててもらう。

 市が進める「めざせ! 救命の絆世界一のまち事業」の一環。呼吸や心臓が停止した人がいた場合、その場に居合わせた人が、救急車が到着するまで、近くにある安心ステーションを“命を守る拠点”として有効活用できるようにする。事業所には認定標章を交付し、玄関など見えやすい場所に貼って安心ステーションであることを知らせる。

 事業所は学校、福祉施設、寺院、建設業、病院、公共施設など約200カ所。市街地が多いが、旧市の周辺部や旧3町域にもある。消防本部のホームページではAEDマップとして、約130カ所の場所が分かるようにしている。

 福知山消防署警防課は「市民一人ひとりが命をつなぎ助け合うまちづくりに貢献していただける」と話している。

 認定を受けた事業所の一つ、福知山淑徳高校の山口進理事長は「これまでから、生徒や教職員が市消防本部の普通救命講習を受けるなどしてきたが、万が一の場合にしっかり対処できるよう、さらに意識を高めていきたい」と気を引き締めていた。

 随時、事業所を募集していて、問い合わせは電話(23)4119の同課へ。


写真=認定標章を玄関に貼り付ける山口理事長(11日に福知山淑徳高校で)

    

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