日本女子プロ野球リーグ・京都フローラの植村美奈子投手ら4選手が、福知山市の長田野グラウンドで学童野球チームの選手に投球や捕球などの仕方を教えた。

　福知山中央ブロック学童野球連盟（森下時彦代表）が5日に主催。福知山出身の植村投手のほか、塩谷千晶投手、谷山莉奈投手、岩見香枝内野手が来福し、中央ブロック5チームのうち、庵我少年野球クラブ、惇明ホークス、カミナリーズ少年野球クラブ、大正ビクトリーの約60人が参加した。

　キャッチボールの練習で、選手たちは「ボールは正面で取る」「足を使ってボールの正面に入る」「投げるときは相手にグローブを向ける」などとアドバイス。投手と野手に分かれての練習もあり、子どもたちはプロから教わることを真剣な表情で聞いていた。

　植村投手がかつて所属していた庵我少年野球クラブの投手で5年生の森下舞雪さんは「植村投手に教えてもらい、踏み出す足が真っすぐに出るようになりました」と喜んでいた。


写真＝選手の投げ方を見る植村投手