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両丹日日新聞2015年7月31日のニュース

全国高校女子野球選手権:埼玉栄が6度目優勝

0731saitama.jpg 第19回全国高校女子硬式野球選手権大会は30日、丹波市の春日スタジアムで決勝戦があり、埼玉栄が駒沢学園(東京)女子を1−0で破り、2年ぶり6度目の優勝を果たした。丹波市など主催、両丹日日新聞社など後援。

 埼玉栄は3回裏、1番海老の二塁打などで満塁としたあと、4番島の打席で、駒沢学園の主戦杉山の一塁へのけん制球がボークの判定。この1点が決勝点となった。

 埼玉栄は主戦清水の粘投とバックの固い守りで、駒沢学園に点を与えず、接戦をものにした。

 駒沢学園は、埼玉栄より多い6安打を放ち、2回と4回には三塁まで走者を進めたものの、あと一本が出ず涙をのんだ。

 埼玉栄の佐藤樹璃主将(3年)は決勝を振り返り「投手のボークを誘うだけの圧力がかけられたと思う。勝ちたいというみんなの気持ちが、相手を上回ったのではないでしょうか。応援していただいたみなさんに喜びを伝えたい」と話していた。

 斎藤賢明監督は「1点しか入らなかったが、みんないいバッティングをしてくれた。初戦から粘り強く、がまんして戦った。よくやったと褒めたい」と選手をたたえていた。

○決勝○
駒沢学園女子
  0000000=0
  001000x=1
埼玉栄
 【駒】杉山−英
 【埼】清水−佐藤


写真=優勝の喜びを爆発させる埼玉栄の選手たち

    

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