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両丹日日新聞2015年7月25日のニュース

ボンチフェスタ復活をと8月2日に音楽イベント

0725bonti.jpg 北近畿を代表する夏の一大イベントだった福知山市のボンチフェスタの復活に道筋をつけようと、市民有志が8月2日に、福知山駅北口公園で「RE BONCHI FESTA2015」を開催する。福知山を中心に活動する12組の歌やダンスなどのステージ、飲食ブースがある。府、市、福知山観光協会、両丹日日新聞社後援。エフエム京都が協力する。

 ボンチフェスタは市内の各種団体や市が実行委員会を組織し、1990年から2009年までの20年間続いた北近畿最大級の音楽イベント。人気歌手らのステージや若者のダンス、アマチュアバンドの出演があり、会場は多くの若者らでにぎわっていたが、市の補助金の打ち切りなどで開かれなくなった。

■地元の活性化にと有志が実行委組織■

 近年の福知山の夏は、花火大会は一昨年に屋台の爆発炎上事故が起こったため今年も開かれず、相次ぐ大水害でイベントが自粛になるなど沈滞ムードが漂う。そんな福知山を活気づけようと、20代から50代の会社員、自営業、ボンチフェスタの元実行委員ら市民有志12人が実行委員会(四方智基実行委員長)を組織し、ボンチフェスタ復活に向けたプレイベントとして、今回の催しを開催することにした。

 実行委は5月から毎週会議を重ね、イベント内容の検討や協賛金集めなどに奔走している。

 当日は午後3時から同9時まで。府立工業高校・マンボウジャズバンド、福知山淑徳高校の淑徳太鼓、福知山を中心に活躍するチキンズキッチンなどが出演。アイス、コーヒー、ジビエなど13店の飲食ブースも出る。

 四方実行委員長は「今回のイベントを成功させ、市民の間からボンチフェスタの復活の機運が高まり、来年以降の開催につながれば」と話している。

■福高書道部員が協賛者の名前書き■
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 イベント会場には、協賛している企業名や個人名入りの和紙を張った提灯を飾る。24日には福知山高校書道部員が、校舎内で和紙に名前を書く作業をした。

 若い世代にイベントに参加してほしいと、実行委が福高に依頼した。

 1−3年生の部員16人は、縦21センチ、横8センチの和紙に、協賛39者の名前を記入。1人3者程度割り当て、丁寧に書いていった。

 2年生の大槻芹香副部長は「地域のイベントにかかわることができて光栄に感じています。普段書かないローマ字には苦労しました」と話していた。


写真上=最後のボンチフェスタとなった2009年は「かりゆし58」が野外ライブを盛り上げた
写真下=協賛企業名などを書く書道部員

    

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