府消防協会福知山市支部（支部長・塩見辰也市消防団長）の消防訓練が28日、夜久野町額田の教育文化会館グラウンドであり、市内の消防団員が礼式訓練や小隊訓練など、雨のなか統一のある動きを披露した。

　支部内には29分団あり、中部、東部、北部、三和、夜久野、大江の6ブロックに分かれている。訓練では初めに6ブロックの団員が分列行進し開会。塩見支部長のあいさつのあと、府中丹広域振興局の稲村智史副局長、松山正治市長、府・市議、消防団長ＯＢらが見守るなか、訓練に移った。

　中部ブロックの中央分団（細見昌嗣分団長）は、礼式各個訓練を実施。団員は「右向け右」「回れ右」「8歩進め」などの号令に従い、きびきびとした動作を見せていた。

　このほか、各ブロックの分団による小隊訓練や、ふくちやまファイヤーエンジェルスカラーガード隊の広報演技、応急手当て訓練展示もあった。


写真＝礼式訓練を披露する中央分団