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両丹日日新聞2015年6月19日のニュース

山椒使ったスイーツも 発祥の地・養父で初のフェア

0619youka.jpg 但馬の名産、朝倉山椒の収穫繁忙期が終わった。今年も上質の山椒がたくさん取れたことから、発祥の地・養父市八鹿町で20日に初の「朝倉山椒フェア」が開かれる。道の駅ようか但馬蔵(八鹿町高柳)で午前10時から午後4時まで。

 各地で栽培されている山椒の多くは、トゲの無い朝倉山椒。その原生地は八鹿町朝倉で、江戸時代には出石藩江戸屋敷に献上された記録が残っている。

 今も養父の山椒は、大粒で渋みが少なく、まろやかな味と香りで人気を得ている。JAたじまによると、昭和40年(1965)ごろまでは木の芽、青実の佃煮など自家用が主だったが、50年代から薬用や香辛料として需要が増えてきた。近年でも約400人の部会員が栽培技術の向上に励んでいる。

 収穫時期は例年5月から6月上旬にかけてだが、今年は天候が良く、いつもより順調に進んだという。

 20日の第1回フェアでは、特産朝倉山椒を使ったいろんなグルメが提供される。

 JAの部会はレトルトの「さんしょカレー」や、さんしょ炊き込みご飯の素、いつでも新鮮なまま使える冷凍さんしょを販売。道の駅のレストランは朝倉山椒と八鹿豚のひつまぶし風、爽やかな風味とチョコの甘さがマッチする山椒チョコソフトクリームなどを提供する。

 このほかテント村で山椒クレープ、山椒タプナード(ペースト)、山椒大福、山椒プリン、牛すじと山椒のたこ焼き風など山椒を使った様々なメニュー、その他の地場産品を生かした加工品が並ぶ。

 市のイメージキャラクター「やっぷー」の撮影会もある。

 会場の道の駅ようか但馬蔵は北近畿豊岡自動車道・八鹿氷ノ山インターチェンジそば、国道9号沿い。地場野菜や土産物の販売施設、レストランのほか足湯スペースがある。電話079(662)3200。


写真=ストレスなく育てた八鹿豚と朝倉山椒を使ったメニュー

    

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