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両丹日日新聞2015年6月18日のニュース

母と古里に感謝の演奏会 28日に市民交流プラザで

磯野さん 福知山市西小谷ケ丘出身で、宇治市在住の元音楽教師、磯野照美さん(62)=旧姓・夜久=が、夫の義生さん(60)らとともに、福知山で初めて、ピアノやクラリネットなどのコンサートを開く。古里に住む母・八重野さん(88)に自分たちの演奏を聞いてもらう機会を持ちたいと、長く温めていた企画で、28日午後1時30分から、福知山市駅前町の市民交流プラザふくちやまで実現することになった。

 磯野さん夫婦は、宇治市で和菓子店「満月堂」を営む。ともに音楽関係の大学・短大を卒業し、中学校で教師をしていた。義生さんの実家の商売を継いでからも活動を続け、店内で音楽仲間とともにコンサートを開いたり、老人福祉施設を訪れて演奏したりしてきた。

 照美さんが古里を離れて40年以上。母・八重野さんは、まだ娘の演奏を聞いたことがない。「母が元気なうちに福知山で演奏会を開きたいと、ずっと願っていました。お世話になっている方々、古里への恩返しに−との思いもあります」という。

 ピアノ、クラリネット、マリンバ、声楽の音楽グループ「凛」によるコンサート。「母とふるさとに感謝を込めて〜笑顔と音楽の贈り物」と題して開く。

 照美さんがピアノ、義生さんはクラリネット、次女の香月加奈さんがマリンバを演奏。それにプロ声楽家の田丸千晶さん、杉原葵さん親子のソプラノ、ピアノの中野万里子さん、尾花由佳さんが加わる。

 2部構成にし、1部はクラシックを中心にソプラノ独唱、クラリネットやマリンバ、ピアノ独奏などで、2部は「愛燦々」など誰もが知っているなじみある曲、童謡メドレーなどを予定している。

 「古里・福知山のみなさんに足を運んでいただき、夏のひと時を楽しんでいただけたらうれしいです」と、来場を呼びかけている。

 プラザ3階の市民交流スペースで、午後1時開場。入場無料。


写真=宇治市の磯野さんの和菓子店では、定期的に音楽仲間らと演奏会を開いている(左は次女の香月加奈さん)

    

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