福知山市報恩寺の農業、平石幸一さん(79)宅で、フクロウのヒナが育っており、みんなで巣立ちを心待ちにしている。
平石さん宅では、築100年以上の木造家屋の天井裏に、30年ほど前からほぼ毎年フクロウ巣を作るが、ヒナが床に落ちることが多く、保護して、巣立つ日まで親代わりになって“子育て”をしている。
今年は5月初めごろからフクロウが家に出入りし始めているのに気付いた。1週間ほど前に大きな物音でヒナが落ちたことを知り、近くに親鳥がいなかったため、昨年と同じように面倒を見始めた。
体長は約25センチ。大きめのかごに入れて、イノシシの肉を与えている。平石さんは「目がくりっとしてかわいい。まだ飛べないけれど、エサを上手に食べられるようになったら、山へ帰します」と話していた。
平石さん宅には近所の大人も子どもも訪れ、愛くるしい姿を見て癒やされている。
写真=近所の子どもがフクロウを見に来ている
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