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両丹日日新聞2015年5月22日のニュース

グンゼスクエア1周年 特産館来場者は目標の倍

あやべ特産館 バラ園、特産館、グンゼ博物苑からなる綾部市の拠点施設「あやべグンゼスクエア」(青野町)が、24日で開設1周年を迎える。23、24両日には記念イベントを開催。また23日から「春のバラまつり」が始まる。

 バラ園、特産館、グンゼ博物苑からなる綾部市の拠点施設「あやべグンゼスクエア」(青野町)が、24日で開設1周年を迎える。23、24両日には記念イベントを開く。

 以前からあったグンゼ博物苑、綾部バラ園に加え、地元の農産物や和洋菓子、革製品などを販売する「あやべ特産館」が新たにオープン。多くの人が集うようになった。

 特に春と秋のバラの開花期、帰省シーズンには土産物を買い求める人で大にぎわい。年間の目標来場者数を5万人としていたが、12月で倍の10万人に達した。1、2月は雪や雨の日が多かったため鈍ったものの、それでも3月末までで来場者数は11万3千人を数えた。

 新しい産品も豊富に並ぶようになり、バラをかたどった干菓子、焼き菓子などバラ園にちなんだ菓子のラインナップも増えている。

 隣接するグンゼ博物苑はグンゼ100周年を記念して1996年に同社が開設した。蔵の形をした5棟からなり、グンゼと綾部の歴史、養蚕・製糸技術の変遷、日本のファッションの移り変わりなどを貴重な資料で紹介している。以前は有料だったが、特産館開館に伴い「グンゼスクエア」となったことを機に、昨年から無料となった。

 グンゼスクエアは火曜休業(6月22日までは無休)。特産館は午前9時から午後5時、博物苑は午前10時から午後4時まで。

■24日のイベントご当地戦隊登場■

 記念イベントは2日間通してクレープ、コーヒーなどのグルメブースが並び、奥上林にアトリエを構える松本健宏さんによる似顔絵コーナーが設けられる。

 このほか23日は、市制65周年にちなみ、特産館での買い上げ先着65人に市のマスコット「まゆピー」のストラップをプレゼント。24日はご当地戦隊「キミレンジャー」によるショーが午前11時からある。 



写真上=地元の産物が豊富に並ぶ特産館

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