WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2015年3月14日のニュース

「春の女神」ギフチョウ羽化 平年より5日早く

羽を広げるギフチョウ 「春の女神」と言われる府の天然記念物・ギフチョウの羽化が、福知山市厚中問屋町の大地洋次郎さん(74)宅で始まった。平年より5日ほど早く、飼育場で羽を広げ美しい姿を見せている。

 ギフチョウは日本固有種で、環境省のレッドリストで絶滅の危険性が高い絶滅危惧II類に指定されている。優雅に舞う姿から「春の舞姫」とも呼ばれる。

 大地さんは自宅にしっかりとした飼育小屋を造り、25年前から飼育を続けている。今年は13日午前11時すぎに第1号の雄が羽化した。羽を広げた大きさは6、7センチで、黄色と黒色の縞模様に、赤、オレンジ、青色の紋が入った羽が特徴。小屋の中のサクラソウに止まり、羽を広げている。

 羽化は4月上旬まで続く。今年は約500匹が羽化するとみている。大地さんは「羽化すると生命の尊さを教えられるとともに、春が来たことを実感します」と話している。


写真=サクラソウに止まり羽を広げるギフチョウ

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ