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両丹日日新聞2015年3月12日のニュース

限界集落を“集楽”に  NPO代表招き講演会

思いを語る藤井さん 福知山市野花の川口中学校多目的ホールで10日、NPO山村エンタープライズ代表の藤井裕也さん(28)を講師に迎えての講演会が開かれた。12年に岡山県美作市の限界集落へ都市部から移住し、1軒の住宅で複数の人が生活する山村シェアハウスを運営しており、地域活性化への熱い思いを語った。

 藤井さんは岡山市で生まれ育った。岡山大学大学院に在学していた時、アジア各国で教育支援の活動を展開。ネパールの山村での体験を機に日本の田舎に関心を持ち、11年に美作市の地域おこし協力隊の一員となり、限界集落を“集楽”にと活動を始めた。

 講演は「農村地域の魅力と私の生き方」。同校1、2年生50人のキャリア教育・生き方に学ぶ講座として計画したが、地域にも広く参加を呼びかけ、一般市民も大勢訪れた。

 「今はどういう時代になっているか、生きているうちに何をすればいいか。ぼくの生き方を参考にしてほしい」と切り出した。

 シェアハウスがある梶並地区は、約450軒のうち約200軒が空き家で、70歳代、80歳代のお年寄りが多い。藤井さんは空き家の1軒を借り、改修してシェアハウスにし、若者の田舎への入り口にしたことを紹介。

 さらに、山村ハローワークを開設し、地元の人から頼まれた農作業や草刈り作業を請け負い、冬場には木工品作りなどをし、それぞれ製材所への勤務や特産品開発、古民家改修など得意分野を生かした仕事をして生計を立てていると伝えた。

 「これからは今までとは時代が違い、増え続けた人口が農村部だけでなく、都市部でも減っていく。どういう町を作っていくかは、課題が見えるとおのずと分かる。ある意味、面白い時代」と語った。


写真=地域活性化への思いを語る藤井さん

    

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