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両丹日日新聞2015年3月 6日のニュース

丹波、丹後の新酒「良い出来」 国税局鑑定官が高い評価

新酒の香りと味を確かめる鑑定官 丹波、丹後の蔵元が、酒造り最盛期の昨年秋口から冬にかけて仕込んだ新酒を集めた「京都北部利酒研修会」が5日、福知山市昭和新町の府立中丹勤労者福祉会館で開かれ、大阪国税局の鑑定官が出来を吟味した。

 福知山、京都丹波、宮津、峰山の4酒造組合が持ち回りで主催しており、今年は加盟する14社が計54品を出品した。

 吟醸酒16品、純米酒17品、本醸造9品、普通酒10品、すでに市販しているものなどその他が2品。大阪国税局の岩田知子主任鑑定官(46)ら2人の鑑定官が新酒を入れた器を顔に近づけて香りを確かめ、口に含んで吟味した。

 岩田主任鑑定官は「原料の酒米が育つ8、9月に低温が続いたため、酒造りの過程で溶けやすい米になり、味に悪い影響があるかもしれないと気になっていました。しかし、全体的に良い出来になっています」と総括。

 吟醸酒は「香りが華やかで膨らみある芳醇な味に仕上がりました」と高く評価。純米酒、本醸造、普通酒も「フルーティーなもの、酸味を利かせたもの、切れがありすっとしたものなど、蔵元の特徴がよく出ていました」とまとめた。


写真=秋口から冬に仕込まれ完成した府北部の新酒の香りと味を確かめる鑑定官

    

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