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両丹日日新聞2015年1月26日のニュース

火から文化財守れ 旧城門持つ法鷲寺で訓練

本堂へ向け一斉放水 旧福知山城の城門とされる山門を持つ福知山市下紺屋町の法鷲寺(嵐典弘住職)で火災を想定した文化財消防訓練があり、消防や地元住民が郷土の文化財を守るための防火体制を確認した。

 市消防本部は1月26日の第61回文化財防火デーに合わせ、15日から31日まで国、府、市の指定文化財を所有する寺社などで火気の使用状況を調べている。訓練はその一環として24日に実施した。

 福知山消防署や市消防団中央分団、下紺屋町自主防災組織らの約100人が参加し、法要中に本堂の座布団に火がついたとの想定でスタート。119番通報や逃げ遅れた人の救出などの役割を分担し、消防や住民がホースを持ち、本堂に向けて一斉放水した。

 横山泰昭消防長は「貴重な文化財を火から守り、後世に伝えるのは我々の責務。関係者や地元の人たちが一丸となり、火災から守るという防災意識を持ち続けて」と呼びかけた。

 荒木完二自治会長は「下紺屋町は2年前、大火があり7軒が燃えた。協力しあい、しっかりやっていかなければいけない。いざというときのために、こういった訓練は必要」と話していた。


写真=本堂へ向け一斉放水した

    

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