福知山市水内、福知山成美高校の女子ソフトテニス部が、3月28日から名古屋市で開かれる第40回全日本高校選抜大会団体戦に出場する。インターハイと並ぶ高校国内2大大会。近畿予選で3位に入り、出場を決めた。

　府予選で優勝して進んだ近畿予選団体戦（滋賀県で開催）には、6府県大会の2位までの12チームが出場した。試合はダブルス3戦。成美は各府県1位が集うブロック予選リーグを経て、全日本選抜出場の上位4枠を狙う3・4位決定トーナメントに臨み、四天王寺（大阪）、高田商業（奈良）をそれぞれ2−0で破り3位となった。

　成美は主力メンバーが体調不良で急きょ欠場。出だしが振るわず予選リーグが終わった時点では意気消沈していたが、3・4位決定トーナメントでは気持ちを切り替え、徐々に調子を上げて勝ち進んだ。

　全国大会には36校が出場。トーナメント戦で競う。2年の田村優乃副主将（17）は「全国大会では上位を目指し頑張りたい」と意気込み、大谷俊朗顧問（58）は「全国では挑戦者のつもりで、日ごろの練習の成果を出してほしい」と期待する。

　個人戦では成美の生駒小昌・岩本亜美組と濱田奈々美・濱田美奈恵組が16強に入った。

　団体戦全国大会出場メンバーは次のみなさん。
　津本く美（1年・和田山中、兵庫）▽生駒小昌（同・榛原中、奈良）▽岩本亜美（同・和田山中）▽田村優乃（2年・同）▽上羽陽香（同・城南中、舞鶴）▽濱田奈々美（1年・青葉中、同）▽濱田美奈恵（同・同）▽阪本唯（同・榛原中）


写真＝全国大会への出場が決まった福知山成美高女子ソフトテニス部