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両丹日日新聞2015年1月21日のニュース

サケの仔魚が次々誕生 児童科学館

水槽の底を泳ぐサケの仔魚 福知山市三段池公園内の市児童科学館(辻本勝館長)に置かれている水槽で、由良川のシンボル・サケの卵がふ化し、ゆっくりと泳いでいる。まだ体長2センチ前後だが、5、6センチほどに成長する3月中旬、由良川に放流する予定。

 サケは、生まれた川に産卵のために回帰する習性をもつ。由良川はサケが遡上する最南端の川といわれ、地元の有志で組織する由良川サケ環境保全実行委員会が、放流活動を続けている。

 サケの飼育や放流を通じ、地元の人たちに環境保全の意識や郷土愛を持ってもらおうと、今シーズンは、地場卵と秋田県から購入した移入卵合わせて約5万粒を、希望する保育園、小学校、一般家庭などに配布した。

 児童科学館では11日に、色鮮やかなオレンジ色の卵約200粒の配布を受け、60リットルの容量の水槽に入れた。卵やふ化したばかりの仔魚(しぎょ)は、直射日光などに含まれる紫外線を嫌うため、水槽に段ボールをかぶせ、水温を10度前後に保って管理を続けた。2日後の13日にふ化を始め、腹に栄養分が入った卵黄が付いた仔魚が、水槽の底を泳いでいる。

 振動にも弱いため、水槽の横に「サケの赤ちゃんです 水槽を手でたたかないでね」と注意書きをしており、来館した子どもたちは、生まれたばかりの小さな命を静かに観察している。

 中心になって飼育している市自然科学協力員の太田明宏さんは「放流できるまで元気に育つのは、うまくいって半分ほど。オホーツク海沿岸まで泳いで4、5年後に古里の川に戻ってくる親魚はわずかですが、愛情を込めて世話を続けたい」と話している。


写真=ふ化し、水槽の底を泳ぐサケの仔魚

    

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