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両丹日日新聞2014年12月 8日のニュース

女子プロ野球植村投手が地元で優勝報告

女子選手らを励ます植村投手 女子プロ野球チームのフローラに所属する福知山市池部出身の植村美奈子投手(21)の帰郷に合わせた報告会(庵我サポーターズ主催)が7日、土師のホテルロイヤルヒル福知山&スパであった。プロ4年目の今シーズンに急成長し、自身最多の8勝を挙げ、防御率はリーグ2位の1・71を記録し、チームを優勝に導く原動力となった。シーズンを振り返り、来シーズンの一層の活躍を誓った。

■今季8勝 太田幸司賞を初受賞■

 左腕の植村投手は今シーズン、ディオーネからフローラに移籍した。新チームでは右打者の内角に投げるストレートのクロスファイアに磨きをかけた。防御率は昨シーズンの3・96から1点台へと大きく向上。リーグ部門で太田幸司賞を初受賞した。

 西地区に属するフローラは今シーズン、公式戦のヴィクトリアシリーズとティアラカップで前期、後期とも地区優勝した。32試合を戦い、23勝9敗だった。さらに、東西優勝チームによる年間女王決定大会では、2戦先勝し日本一に輝いた。植村投手は女王決定大会に2戦とも登板。初戦では2回途中からリリーフし、東地区の覇者アストライアを6−0で抑えた。

■ジャパンカップでも優勝に貢献■

 高校、大学、クラブチームを加えた11チームによるジャパンカップでも随所で力を発揮し優勝に貢献した。

 報告会には、庵我サポーターズのメンバー20人のうち11人が出席し、植村投手の活躍をたたえた。植村投手は「今シーズンはチームの雰囲気がとても良く、監督の指導方針に沿った練習ができた。自身の生命線ともいえるクロスファイアが上達してチームの優勝に貢献できたと思う。来シーズンはリーグトップの防御率になるよう頑張りたい」と抱負を語った。

 桃映中学校の野球部在籍時に顧問として植村投手を指導していた中学校教諭の市田博さんは「中学生時代はチームの中で紅一点でしたが、1年生の秋からエースとして活躍してくれました。今シーズンは3、4回、試合の応援に行きましたが、球威、コントロールとも向上していました。来シーズンも楽しみです」と話していた。

 同じホテルで開かれていた中学生の軟式野球チーム「福知山ベースボールクラブ」の卒部式の会場にも出向き、所属する少年少女たちを励ました。


写真=福知山ベースボールクラブの女子選手らを励ます植村投手

    

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