創立80周年を迎えた福知山市北本町一区の昭和小学校（加藤由美校長）で12月6日、記念式典が開かれる。健康教育の推進で、健やかな児童を育て、今までに7769人を輩出。現在は市内の小学校で一番多い639人が通っている。式典には児童（4年生以上）や地域の人たち、教職員らが出席し、節目を祝う。

　同校は1934年（昭和9年）、マンモス校だった惇明小学校から分かれ、昭和尋常小学校として開校。49年に現在の名前になった。全日本健康優良学校、全国保健体育優秀校として表彰も受けている。近年は文科省などから指定され、外国語活動や理科研究を実践。児童数は開校時823人だったが、82年のピーク時で888人を数えた。

　記念式典は、当初は9月6日に市厚生会館で開く予定で準備を進めていたが、8月豪雨で校区にも大きな被害が出たため延期した。

　午前9時30分に開式。昔の写真をスクリーンに写し、学校のあゆみを紹介した後、6年生が「ふるさと」を合唱、同窓会から学校に新しい校旗が贈られる。式典後、福知山警察署による交通安全教室、府警音楽隊やカラーガード隊によるミニコンサートがある。

写真（上）＝開校したころの木造校舎
写真（下）＝現在の校舎