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両丹日日新聞2014年11月 4日のニュース

丹波丹後の高校生たちが企画運営してTANTAN見本市

1104tantan.jpg 丹波、丹後の高校生らが企画、運営するイベント「TANTAN見本市」が3日、福知山市のJR福知山駅コンコース周辺で開かれ、自作の製品や仕入れた特産品などを生徒たちが販売した。

 府北部の府立学校の生徒たちの学習成果と活躍ぶりを披露する場にと、大江高校が主催して、9校が参加した。

 1回目の昨年は、京都市内で開いた。今年は府北部の地域活性化と、災害など暗い出来事が続く福知山に元気が戻ってほしいとの願いを込めて開いた。府北部会場は早くから構想としてあったが、8月豪雨災害後に福知山に決めたという。

 参加生徒数は前回から倍以上の96人に。販売カウンターでのやり取りだけでなく、道行く人たちにも元気に声をかけていた。

 福知山からは、大江、府立工業、中丹支援学校が参加。大江は、生徒が取材して顔をつないだ朝市の野菜などを仕入れて販売。府立工業はレゴブロックを使ったLEDライト製作体験のコーナーを設け、中丹支援校は手づくりした陶器や布製品を並べて、それぞれ特色をアピールした。

 このほか、宮津市の海洋高校は実習船で捕獲した魚で作った「お魚ハンバーグ」を出して注目を集めていた。

 各校とも、生徒がてきぱきと接客して、訪れた人たちも楽しそうにお気に入りの品を探していた。

 イベント責任者の大江高校2年生、松田楓さんは「昨年に比べて生徒の数が増えて、それだけお客さんと触れ合える時間が増えました。みんな積極的でうれしいです」と話していた。


写真=府北部の府立高校生らが元気を発信したTANTAN見本市

    

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