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両丹日日新聞2014年10月28日のニュース

本の楽しさ広める「みかんの木文庫」 全国図書館大会で感謝状

みかんの木文庫 日本図書館協会による全国図書館大会が、31日に東京・明治大学駿河台キャンパスで開幕する。100回の記念大会にあたることから、図書館文化を広める牽引役になっている団体に感謝状を贈ることにし、京都府内からは2団体、北部から福知山市のみかんの木文庫を選んだ。

 みかんの木文庫は、仲野恵子さんがかしの木台の自宅を開放して1989年(平成元年)にスタート。児童書を中心に育児本、大人も楽しめる物語や話題の書籍などを無料で貸し出し、本を仲立ちにして子どもと大人が一緒に交流を広げていく場にしてきた。

 子どもたちを物語の世界へ引き込むために読み聞かせをしたり、紙芝居、人形劇を演じたりして活動の幅を広げ、10年からは三和町中出に2カ所目の文庫を構え、貸し出し数を増やしている。

 市内にとどまらず、府内各市の図書館や学校との連携にも積極的で、今では各地の「読み聞かせ」活動の柱となっている。

 03年には文部科学大臣表彰「子どもの読書活動優秀実践団体表彰」を受けた。

 メンバーはブックスタート班、ブックトーク班、イベント班、貸出班で計15人。仲野さんはこれまでの活動を「子どもの本の楽しさ、奥深さをより多くの方々と一緒に味わいたい。ただその思いだけでみんなで続けてきました」と話し、今回の記念大会感謝状を「みんなでいただく表彰だと思います。素直にうれしいです」と喜んでいる。

■31日に東京で市民参加の大会 「明日の力に」と■

 図書館大会は1906年(明治39年)、帝国図書館新築落成式にあわせた全国図書館員大会として始まった行事。今年は節目の回を迎えたことから、「図書館の基本的な使命である読書と情報をできるだけ多くの人びとに提供していく機能を見つめ直し、様々な機関、団体との連携協力を」と、多くの市民が参加する大会にした。

 初日は大会テーマ「図書館文化を明日の力に」に基づく記念フォーラムと感謝状贈呈式を行い、2日目の31日は「市民と図書館」「図書館の自由」など30近い分科会を設けての意見交換などを予定している。


写真=子どもたちを物語の世界へ引き込むために人形劇なども手がけている、みかんの木文庫

    

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