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両丹日日新聞2014年10月11日のニュース

野菜や穀物で情景描写 「額田のダシ」始まる

上町自治会のつくりもん「宮本屋台」 京都府と福知山市の無形民俗文化財に指定されている夜久野町額田の「額田のダシ」祭りが11日、地区一帯で始まった。野菜や穀物など山野の幸を使い、5自治会と下夜久野保育園が仕上げたつくりもん(下ダシ)が、地元公民館前などに展示され、来場者が見入っている。12日まで。

 各団体が五穀豊穣に感謝し、腕を競って制作するつくりもんは農民芸術といわれ、100年以上の歴史がある。作り手は有志や輪番制などさまざまで、今年も幅広い年齢層が楽しめる多彩な作品がそろった。

 作品は、下町「花咲か爺さん」、且「ウルトラマンとゴモラ」、向「妖怪ウオッチ ジバニャン」、奥「軍師官兵衛」、下夜久野保育園「ザリガニとカエルののど自慢」。上町自治会は、だし祭りで巡行する山車のうちの1基「宮本屋台」を制作した。子どもが乗り、記念撮影できる。

 下ダシの公開時間は11日が午後1時から同10時まで。12日が午前9時から午後9時まで。このほか、西日本唯一といわれる2階部分が回る山車2基と太鼓屋台巡行が、11日午後6時から同11時までと、12日午前9時から同11時45分まである。

 古代信仰の名残を伝える一本木の御神木巡行などは12日午後1時30分から同9時ごろまである。少雨決行。


写真=上町自治会のつくりもん「宮本屋台」

    

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