福知山市ゲートボール協会（池部巌会長）は8日、夜久野町額田の教文グラウンドで開かれた協会主催の競技会で、米寿（88歳）以上の協会員12人に、高齢でありながらゲートボールの普及に努めたとして感謝状を贈った。最高齢は牧の松井信治郎さん（99）で、他の対象会員11人とともに、出場選手たちから祝福を受けた。

　協会が米寿以上の会員に対して感謝状を贈るのは初めて。競技会の開会式前に池部会長が一人ひとりに感謝状を手渡し、「これからも頑張ってください」と励ました。

　松井さんは1995年に80歳からゲートボールを始めた。途中4年間はけがのため競技を休んでいたが、地元のチームに入り練習に励み、競技会にも出場する。また審判の資格もとり活躍している。

　ゲートボールについて松井さんは「体も頭も使うので健康に良い」と言い、「これまで健康で続けてこられたのは家族や他の会員らみんなのおかげ。これからも体が続く限りゲートボールをしたい」と話している。

　松井さんのほか感謝状を受けたのは次のみなさん。

　牧さかゑ（93）牧Ａ▽和久扶美江（91）修斉▽大槻秀一（91）今安▽藤田義巳（90）厚▽岡部正夫（90）東野▽由良勇（90）樽水▽松井倭子（88）牧Ａ▽大槻美智子（88）三友▽駒崎勇（88）拝師▽足立忠男（88）厚▽笹田富保（88）牧Ｂ


写真＝感謝状を受ける松井さん（左）