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両丹日日新聞2014年10月 8日のニュース

KTR「くろまつ」で光秀・ガラシャ列車 丹波福知山光秀研究会

北近畿タンゴ鉄道(KTR)の人気車両「くろまつ」 明智光秀ゆかりの地を訪ね、現地ならではの史料に触れる活動をしている丹波福知山明智光秀公研究会は、23日に北近畿タンゴ鉄道(KTR)の人気車両「くろまつ」を借り切り、細川ガラシャの足跡を訪ねる「光秀・ガラシャ絆列車」を宮津市まで走らせる。

 光秀の娘で、盟友だった細川家に嫁ぎ数奇な運命をたどったガラシャについて造詣が深い丹後宮津桔梗の会が協力。福知山から宮津へ向かう列車の中では、桔梗会員で京都暁星高校教諭の玉手幸子さんが「細川ガラシャ物語」と題して講演する。現地入りした後は桔梗会員たちが合流し、天橋立を遊覧する丹海汽船の貸し切り船上で桔梗会員の堀田雄次さんが「ガラシャ味土野幽閉時日置までの船出」と題した講演をする。

 このほか訪れるのは、ガラシャ灯ろうがある智恩寺、ガラシャ像とカトリック宮津教会、太鼓門、最後の丹後国主・一色五郎鎮魂の一色稲荷神社など。それぞれ桔梗会の宮入和子会長らが解説するほか、福知山研究会の山口正世司会長らも、折々に講演、解説をする。

 行く先々で参考になるガラシャ直筆手紙▽味土野幽閉古道図▽細川藤孝(幽斎)が宮津に築城を願い出たことへ「光秀に相談して良い城にするように」と織田信長が返事をした黒印状▽本能寺の変後に光秀が藤孝に送った援軍依頼状▽一色家諸将地侍居城図を、それぞれ複写して参加者に資料提供する。

 午前10時福知山駅集合で、往路の「くろまつ」では週末の定期コースと同じ福知山スイーツを味わう。往復運賃と遊覧船、昼食代を含め8千円。旅行業務は日本旅行TiS福知山支店が取り扱う。


写真=「光秀・ガラシャ絆列車」として使う北近畿タンゴ鉄道の「くろまつ」

    

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