WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2014年9月20日のニュース

広がる放置竹林 整備する人材を京都府が育成

竹を切る研修 野生鳥獣の隠れ家や山地災害の要因にもなる放置竹林の拡大を食い止めようと、京都府中丹広域振興局が、竹林を整備できる人材を育てるため「竹のしごと人育成セミナー」を開いている。

■管理せねば野生鳥獣や山地災害呼ぶ■

 かつて竹は建築材の一部やかごなどに使用されていたが、プラスチック製品の普及などによって国内での需要が激減。またタケノコも輸入物が増加したことも影響して、管理が行き届かない竹林が広がってきた。

 中丹局によると、放置竹林の面積は舞鶴市内に約1300ヘクタール、福知山市に約600ヘクタール、綾部市に約300ヘクタールあり、中丹地域だけで府内の4割を占める。竹が民有地に迫ってきた−という相談もある。

 18日には大江町二箇下の竹林で、初心者対象のセミナーを開催。竹林の広がりや獣害などに不安がある男性2人が参加し、中丹局の担当者が竹の切り方や倒し方など整備方法を教えた。

 担当者は、タケノコ収穫を目的とした竹林にするには、竹と竹の間隔は「傘を差して歩ける程度」の2〜3メートルにする▽新しい竹には皮が残っている▽切るときは倒す方向を決め、安全確認をする▽竹製品に使うには水分をよく吸う夏よりも秋から冬にかけて切ったものを使う−などのポイントを説明。参加者はノコギリを使った伐採研修もした。

 このあと、大江町林業研究会(川根喜市会長)の新井康弘副会長(75)が、竹をチップ状にするための粉砕機を使って実演。畑にまいていることなど竹の活用方法も話した。


写真=ノコギリを使って竹を切る研修をした

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ