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両丹日日新聞2014年9月 3日のニュース

福知山豪雨:自治体からの支援派遣1935人 8月まとめ

派遣された職員  福知山市は、8月豪雨災害に伴って全国の自治体から受けた支援状況(速報値)をまとめた。8月19日から31日までに45団体から1935人が派遣され、9月に入っても支援は続いており、1日から10日までで330人が従事する見込みで、この間の支援は48団体約2300人にのぼると見られる。

 まとめによると、8月に訪れたのは府、近畿財務局、府内市町村、兵庫4市、ほかの3県。府内は、府を通じて全25市町村から派遣を受け、災害時相互応援協定を結ぶ兵庫県の豊岡、養父、篠山、朝来4市からもあった。姉妹都市・島原市、宮城県石巻市、新潟県の市町の支援も受けている。

 作業内容は廃棄物・土砂処理が648人、被災家屋調査が599人、被災家屋消毒作業が528人、被災者健康調査が126人、被災者総合窓口が12人、農林被害調査が22人となっている。

 昨年の台風18号災害の時は9月17日から10月14日の13日間で全国から581人の派遣を受けたが、今回はこれを大きく上回っている。

 8月末で廃棄物の処理や被災者総合窓口、農林被害調査はいったん終了し、福知山市職員や業者が業務を進めている。

 9月に入ってからは被災家屋調査、家屋の消毒、健康調査の支援が引き続き行われており、東京都も被災家屋調査の支援に加わっている。

 市企画課は「たくさんの支援をいただき、大変な作業もたくさんあるが、精力的に取り組んでいただき感謝している」と話している。

■ボランティアは延べ4899人■
 一方、福知山市ボランティアセンターによると、8月18日からセンター閉鎖の31日までのボランティアは延べ4899人にのぼった。内訳は個人が1797人、団体が101団体3102人となっている。


写真=廃棄物処理に汗を流す派遣された職員(8月21日)


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