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両丹日日新聞2014年9月 1日のニュース

京都府北部初の救命救急棟の運用開始 福知山市民病院

0901kyumei.jpg 福知山市厚中町、市立福知山市民病院の救命救急棟が1日から、一部運用を開始した。救急医療単独の施設で、これまでより機能を拡充。香川恵造病院長は「救命救急棟の運用で、救急拠点病院としての位置付けがより明確化し、若い医師や看護師の教育・研修の場として活用できることを期待している」と話す。

 運用を開始したのは1階の救急外来(初療室、診察室、点滴ベッドなど)と2階の透析室(従来より10床増床し36床)。

 3階の救急病棟(集中治療室など)は10月1日から運用し、これによって全面的なオープンとなる。

 市民病院は一昨年3月、府から北部地域では初めて「地域救命救急センター」に指定された。重症患者の救命措置や高度な医療を総合的に行うため、府の補助を受けて救命救急棟を建設。集中治療室(ICU)は6床から10床▽最初に処置する初療室は2床から3床▽診察室は3室から5室▽点滴ベッドは4床から6床に増やすなど、機能を拡充した。

 香川病院長は「市民病院の救急は『どんな患者でも拒まず、初療する』のモットーのもと、医師、看護師、事務員ら職員一丸で準備して円滑な移行を目指した。地域のみなさんに安心を与えられる病院にしたい」と話している。


写真=運用を開始した救命救急棟

    

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