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両丹日日新聞2014年8月25日のニュース

福知山豪雨:「眠れない」「血圧が…」 不調訴える人多く

0825kenkochosa.jpg 福知山市は、豪雨災害で住居が被災した人らを対象に、訪問健康調査に取り組んでいる。夜眠れなかったりして、ストレスを抱えながら生活している人も多く、じっくり聞き取りをして、少しでも不安を解消できるよう努めている。

■市が訪問健康調査■

 浸水被害を受けた全2507戸の住民のほか、同じ地域に住む妊産婦や高齢者ら健康相談が必要な人が対象。市と府、災害時支援協定を結ぶ綾部市などの職員が、週末は約30人、平日は約20人体制で、戸別に訪問している。

 22日からスタートさせ、24日までに25地区617戸を巡回。浸水被害があった陵北町には、市職員4人が23日に訪問した。「復興に向けてやることが多すぎて、気持ちが休まらない」「片付けなどの作業で、血圧が高くなっている」「眠りが浅い」などの不調を訴える人がいたという。

 職員たちは、熱心に耳を傾け、十分な休養をとることの重要性を伝えたり、必要と判断すれば医療機関への受診を勧めたりして、丁寧に対応していた。

■電話でも相談受け付け■

 健康に関する相談は、北本町二区の市中央保健福祉センターで、平日の午前8時30分から午後5時15分まで受けている。来所のほか、電話(23)2788でも応じる。


写真=浸水被害を受けた住民の話に、熱心に耳を傾ける市職員(陵北町で)

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