WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2014年8月21日のニュース

福知山豪雨:「自宅は住めない」 今も15世帯が避難生活

 「自宅は片付けもまだまだで、においも強烈。到底住めるような状態じゃない」−。豪雨災害で被災し、いまなお避難所での生活を余儀なくされている人たちがいる。

■たまるストレス、疲れ■

 避難所によっては、冷房設備が無いなど環境が悪く、体調を崩す人もいたことから、市は19日夜、駅前町の市民交流プラザに避難所を集約。21日午前7時30分現在で、15世帯34人が身を寄せている。

 昼間は自宅の片付け作業や仕事に行き、夜に避難所へ戻ってくる人も多く、長引く避難生活に、ストレスや疲れがたまってきているという。

 少しでも快適に過ごしてもらおうと、市ではタイル張りの部屋に畳を敷き詰めたり、段ボールで区切り、プライベートスペースを確保したりして、対応している。

 また3度の食事のほか、個別に必要なものを聴き、下着や歯ブラシなど日用品も提供。20日からは、市内のホテルの入浴施設を無料で使えるチケットの配布も始め、10人ほどが利用したという。

 堀口の女性(66)は「自宅が1メートル40ほど浸水し、まだまだ片付け作業に時間がかかるし、においが強烈で大変。不安は無いといえばうそになるけど、避難所では市の職員らが親切にしてくれて、本当にありがたい」と感謝していた。

【関連ニュース】

 ・福知山豪雨関係ニュース一覧

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ