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両丹日日新聞2014年7月19日のニュース

世界のチョウやカブトムシ6千点 夏休みで児童科学館

0719kontyuu.jpg 福知山市猪崎、三段池公園の市児童科学館で19日から、「世界の昆虫展」が始まった。元市自然科学協力員会長の吉井雅宏さん(80)が収集した色鮮やかなチョウや世界最大といわれるカブトムシなど約6千点が並び、訪れた親子連れらを楽しませている。

 吉井さんは小学生のころから昆虫採集を始めた。自ら捕獲するだけでなく、海外からも手に入れ、その数は国内外の約5千種、約1万点に上る。ドイツ箱といわれる標本箱に整理し、次世代に伝えたいとの思いから、多くを市児童科学館に寄贈している。

 昆虫展は夏休みに合わせた企画。会場では、羽が青い金属光沢をもつ「南米の宝石」モルフォチョウ、ジャングルの川沿いに生息しているマレーシアの国蝶アカエリトリバネアゲハ、中国などに生息する透けた羽が特徴のウスバシロチョウなどが見られる。

 吉井さんが城山で中学生のときに捕獲し、市天然記念物第1号になったキマダラルリツバメ、世界最大といわれるコーカサスオオカブトムシ、テイオウゼミなども並んでいる。

 珍しいものが多く、訪れた人たちは美しさ、大きさなどに感動し、標本箱をのぞき込んでいた。

 8月末までで、時間は午前9時から午後5時まで。入館料は高校生以上310円、4歳から中学生まで150円。水曜日休館。期間中、吉井さんが訪れ、来館者に昆虫標本の説明や昆虫採集の方法を教える日もある。


写真=さまざまなチョウなどが並ぶ会場

    

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