WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2014年7月 5日のニュース

海の京都観光圏を国が認定 近畿初

 「海の京都観光圏」が国の認定を受けた。規制緩和や国の補助が受けられるようになる。認定書授与式が7日に大阪市中央区の近畿運輸局で行われる。

 これまでに6地域が認定されており、今回4地域が加わり、計10地域となった。近畿では海の京都が初めて。他の3地域は、北海道のニセコ観光圏、静岡県の浜名湖観光圏、大分県の豊の国千年ロマン観光圏(別府市など)。

 観光圏の認定を受けると、旅行業法の特例措置、ブランド確立事業への補助などが国から受けられ、規制緩和により、例えば地域のホテルや旅館が、地元の旅行商品(体験ツアーなど)を販売できるようになったりする。

 京都府からは、海の京都観光推進協議会が「海の京都観光圏」整備実施計画を申請していた。圏域は福知山市、舞鶴市、綾部市、宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町の5市2町。このうち天橋立(宮津市)、夕日ケ浦(京丹後市)の2地区が「主たる滞在促進地区」に、福知山地区と舞鶴地区は「滞在促進地区」に設定。伊根浦舟屋群地区、綾部まちなか地区など11地区を「交流地区」とした。

 整備実施計画にはマーケティング調査、滞在プログラム造成、ブランド観光PR、アクセス向上、観光案内所整備、人材育成などを盛り込んだ。

 福知山、舞鶴の「滞在促進地区」は、ここに滞在(宿泊)して周辺各地へ出向き、観光、交流を楽しんでもらえるようにしていく。府は「昨年度から宿泊施設の改装などに府で補助をしており、活用してほしい」としている。

 また福知山では、福知山城を起点とした城下町の散策やスイーツの食べ歩き地区、鬼伝説の大江山酒呑童子の里地区、大江山自然体験地区を「交流地区」に設定している。

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ