福知山市東羽合、京都共栄学園高校陸上部の2年生、女子やり投げの山下実花子選手=綾部市・豊里中出身=が、山梨県で30日から始まるインターハイ(全国高校総合体育大会)に初出場する。近畿で3位入賞し出場権を獲得した。
山下選手は、走り幅跳びをしていたが、中学校に陸上部がなく、男子野球部に所属して体力づくりをしていた。
高校は陸上一本でと共栄高に進学。肩の強さを生かして1年生の時にやり投げに転向した。
学校グラウンドでは投てき練習ができないが、昨年暮れから近畿東海選抜、京都選抜など招集された合宿に積極的に参加して実力を伸ばした。
1年生の時点で近畿学年別大会準優勝など強さの片りんは見られたが、このほどあった京都大会で自己ベストを昨年から6メートル上回る48メートル46を記録するなど、成長は著しい。
初めてのインターハイに緊張はあるものの「楽しく思い切りいきたい。50メートルを投げて決勝ラウンドを目指したい」と話す。
陸上部の平田真也顧問は「野球をやっていて、肩の強さは知っていた。やり投げに向いていて、まだまだ伸びる。まずはインターハイの空気を感じて次のレベルへの経験になれば」と期待している。
写真=女子やり投げでインターハイに出場する山下選手
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