ボーイスカウト福知山第1団は29日、福知山市新庄のボーイスカウトハウスで、約1千個の灯ろうを手作りした。毎年取り組み、今回で29回目になる。花火大会に合わせて行ってきたが、今年は7月26日に福知山城周辺で開かれる「福知山三日点火」（福知山青年会議所主催）で流す。

　昨年の屋台爆発炎上事故により、今年の花火大会は開催が見送られることになった。しかし「夏の風物詩の灯ろう流しは継続してほしい」という市民の声があり、別のイベントと合わせて催すことにした。

　灯ろう作りには、子どもや保護者、指導者ら約20人が集まり、色紙や段ボールなどを使って一つひとつ丁寧に作っていった。灯ろう流しは、三日点火当日の午後7時30分、福知山城の橋の下に集合し、法川で実施する。雨天中止。

　開催当日まで、一口1千円で協賛金を募っている。詳しい問い合わせは電話（27）5025＝芦田歯科＝の芦田完・灯ろう流し実行委員長へ。


写真＝一つひとつ丁寧に灯ろうを作っていった