17日午後７時５分ごろ、福知山市広峯町の国道９号で、反対車線に進入した普通車が軽自動車に衝突した。軽自動車を運転していた会社員の男性（43）が重傷を負ったが、普通車を運転していた男は車を乗り捨てて逃走した。

　現場は中央分離帯で仕切られた片側２車線の道路。福知山署によると、京都方面に向かっていた普通車が分離帯の切れ目の角に当たってはずみで反対車線に入り、鳥取方面に向かって走行中の軽自動車にぶつかった。

　被害にあった男性は勤務先から帰宅途中で、両足を強く打ち、右足の大腿骨を骨折するなどし、市内の病院に運ばれた。被疑者は被害者を救護せずに逃げており、同署はひき逃げ事件として捜査、男の足取りを追っている。


写真＝衝突して破損した車両