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両丹日日新聞2014年6月11日のニュース

アイガモの力借りてもち米作り 中六小学校

0611aiagamo.jpg 福知山市下地の中六人部小学校(岸本裕治校長、34人)は、近くの田んぼで、無農薬でもち米を栽培するアイガモ農法に取り組んでいる。今年も10日にアイガモの入田式を行い、「おいしい米が育つように頑張って働いて」との願いを込めて、ひな10羽を放した。

 アイガモが雑草や害虫を食べる習性を利用した環境に優しい稲作。地元の人から借りている田で15年ほど前から続けており、今年は5月中旬に全校児童が田植えをした。その後、アイガモを外敵から守るネットや電気柵を設け、入田式を迎えた。

 学年ごとに整列し、指導をする口田野の農業、由良恵子さんのあいさつを聞いたあと、児童代表の6年生、芦田圭祐君が「しっかりと世話をしてアイガモの成長を見守っていきます」と約束した。

 児童や職員が見守るなかで、1年生7人が中心になって、由良さんと一緒に大阪府八尾市で生まれた生後約2週間のひなを1羽ずつそっと放した。最初は畦の方にいたが、しばらくすると群れになって泳ぎ回り、さっそく田んぼの雑草を食べていた。

 今後、全校児童が交代でえさやりやネットの管理などの世話を続け、秋に収穫し、餅つき大会をして味わう。


写真=由良さんと一緒に田んぼにアイガモのひなを放す1年生

    

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