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両丹日日新聞2014年6月 9日のニュース

お寺で敬老会続けて90年 檀家のお年寄りに「疲れ癒して」と

0609rakug.jpg 福知山市夜久野町中千原の瑞光寺(今西雅人住職)で、檀家のお年寄りを招いての敬老会が毎年続いている。今年で90回目を迎え、田植えのシーズンを終えたお年寄りたちが7日に集まり、落語や会食を楽しんだ。

 敬老会は、お年寄りたちに日ごろの疲れを癒やしてもらえるようにと、1924年(大正13年)に始まり、寺と檀家の絆を強める大切な場になっている。以前は4月29日に開いていたが、10年ほど前から農繁期を避けて6月に移した。

 対象となるのは檀家の千原、額田、井田地域の75歳以上のお年寄り90人余りで、今年は44人が参加した。

 本堂でお勤めをしたあと、昼食を取りながら参加者が和やかに歓談。その後の余興で、プロボクサーとしても活躍した落語家の桂文鹿さんが高座に上がり、「十二味唐辛子を売っていたので、七味唐辛子のほかにあと5つは何が入っているのかと尋ねたら、さっきごみ(五味)が入ってしまってと返された」などと小噺を演じ、本堂内は笑いの渦に包まれた。

 さらにに落語「十徳」を、身ぶり手ぶりを交えながら噺し、お年寄りから「面白い」「さすがプロやなあ」と大きな拍手を浴びていた。


写真=桂文鹿さんの落語を楽しむお年寄りたち

    

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