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両丹日日新聞2014年5月19日のニュース

統合を控え初の保護者合同懇談会 川合小と細見小

0519goudou.jpg 福知山市三和町千束の細見小学校(荻野優校長、56人)で17日、同校と来年度統合する川合小学校(公庄晴美校長)の保護者たちが参加して合同懇談会が開かれた。スムーズな統合を目指して開催したもので、1回目の今回は、教諭から統合に向けての両校の取り組みなどについて話があった。

 川合小には現在15人の児童が在籍し、2組の複式学級がある。少子化が進み、30年度には5人に減る見込みとなっているため、来年4月に細見小と統合することになった。

 川合小PTA会長・野口浩亨さん(56)、細見小PTA会長・細見幸作さん(39)をはじめ、ほぼ全員の保護者が出席。会では、統合後は全校児童数が計66人になる予定で、自然や文化財、地域の人たちに囲まれ、豊かな環境で教育できるとの説明があった。

 また、細見小では川合のことを深く知るための授業「川合学」を進め、川合小では閉校に向けてのセレモニーや記念誌発行などを計画し、着々と統合に向け準備が進められていることも話した。

 最後に「川合小は古里を大切に感じる一年に、細見小は新しい仲間を迎える喜びを感じる一年に」と締めくくった。このあと各学年の保護者が教室に入り、初めての顔合わせをした。

 この日は学年ごとの合同授業と授業参観があった。川合小児童は細見小学校へバスで登校し、昼はみんなで弁当を食べた。

 野口会長は「これまで三和町内の3校合同授業もあったので、そのおかげか、児童の間ではあまり隔たりがないように感じます。今後も話し合いの機会をもって、統合がスムーズにいくようにしたい」と話していた。

 次の合同懇談会は、10月に開く予定。


写真=統合に向けての取り組みを真剣に聞く保護者

    

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