あいさつで爽やかな一日のスタートを−。福知山市正明寺の福知山淑徳高校生徒会が１４日からＪＲ福知山駅改札口前で、あいさつ運動を始めた。１８日までの朝、夕に実施する。

　電車通学する生徒が多く、ＪＲのために生徒会ができることはないかと、あいさつ運動と乗車マナー向上を呼びかけるチラシを配布することにした。

　昨年から取り組むようになり、今回で２回目。生徒会長の小林明日香さん（３年）ら生徒会役員７人とＪＲ社員１３人が立ち、駅を利用する高校生や会社員らに笑顔で「おはようございます」とあいさつ。「マナーよし！　守るみんなの笑顔よし！」の横断幕も掲げた。さらに、「空席がないからと床に座り込むのはいけません」「他の人が守ってなくてもマナーを守る人間になりましょう」「携帯はマナーモードに」などと書かれたチラシを手渡していた。

　小林会長は「あいさつを返してくれる人もいるので気持ちがいいです」と話し、中村仁思駅長は「いつもと違い、改札口に高校生もいるので笑顔になる方々がおられます」と喜んでいた。


写真＝あいさつをしながらチラシを配った