「春の女神」と言われる府の天然記念物・ギフチョウの羽化が19日、福知山市厚中問屋町の日報連福知山支部会員、大地洋次郎さん(73)宅で始まった。大地さんはギフチョウの飼育を始めて25年になる。今年も羽化したチョウが優雅な舞を見せている。
ギフチョウは日本固有種で、環境省のレッドリストで絶滅危惧II類に指定されている。
19日は午前中に雄2匹が羽化。羽を広げた体長は5〜6センチ。黄色と黒色の縞模様に赤、オレンジ、青色の紋が入った羽が特徴で、小屋の中のサクラソウなどにとまり、時折羽を広げて飛んでいる。
4月上旬まで羽化が続き、昨年同様の約500匹が羽化すると予測している。
写真=美しい姿を見せるギフチョウ(19日撮影)
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