WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2014年3月 1日のニュース

光秀ら福知山の殿様4人をマンガで紹介 成美大生らが観光PRに

0228sasshi.jpg 福知山市の観光振興につながればと、成美大学のマンガ・アニメ研究会(芦田充弘部長)は、歴代福知山城主のうち4人を取り上げ、漫画で逸話などを紹介する小冊子を300部作成した。プロの漫画家と何度も打ち合わせをし、構想から約半年をかけて完成。府内外の歴史愛好家らに郵送したほか、観光のPRになればと、市や旅行会社などにも配った。

 取り上げたのは、福知山城を築いた初代城主の明智光秀、第6代の稲葉紀通、第7代の松平忠房、そして朽木家の第8代藩主である朽木昌綱の4人。

 「福知山に来るなら知っておきたい! 福知山の四人の殿様」をテーマに、それぞれの人柄やエピソードなどを、A5判12ページの小冊子にまとめた。

 朽木昌綱編では、蘭学を研究して大きな成果を挙げたこと、夜久野町の漆を特産物に指定したりして、福知山の文化的発展に貢献したことなどを紹介している。

 研究会では、昨年6月に市の「元気出す地域活力支援事業」の補助を得て、取り組みをスタート。大まかなスケジュールを決めたあと、歴史愛好家の漫画家、そらあすかさんに漫画の作画などを依頼した。

 打ち合わせのため、10月にはそらさんが来福。福知山史談会、福知山観光ガイドの会のメンバーにも協力してもらい、史実や言い伝えを基に、紹介する城主やエピソードを選んだ。

 このあとも、研究会とそらさんで何度も話し合いを重ね、内容が理解しやすいよう改良。2月中旬に、ようやく完成したという。
0301seibi.jpg
 研究会の部員で、3回生の阪元秀平君と塩見和樹君は「歴史愛好家や観光客はもちろん、福知山の人たちにも読んでいただいて、古里に誇りと愛着を持ってもらえればうれしい」と話していた。

■大学のウェブサイトで全ページを掲載■

 部数が限られているため、小冊子の一般配布は基本的に行っていないが、成美大のウェブサイトに全ページが掲載されており、誰でも見ることができる。
http://uv.seibi-gakuen.ac.jp/blog/2014/02/post-60.html

 また市のまちづくり推進課と市立図書館の三和、大江、夜久野の各分館に置き、閲覧できるようにする。


写真=完成した小冊子と研究会の部員たち

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ