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両丹日日新聞2014年2月15日のニュース

花火大会事故半年:被害者の会が現場で献花

献花 福知山花火大会事故被害者の会(盛本英靖会長)は15日、事故現場となった由良川音無瀬橋下流の左岸堤防を訪れ、亡くなった人たちの冥福を祈った。

 堤防上に設けられた献花台に、会を代表して訪れた塩見幸和、細見義行両副会長が、献花し、手を合わせた。

 11月4日の結成当時は6家族だったが、現在は12家族が入会し、被害者同士が連携を深め、情報交換や原因究明などを進めている。

 2人は「半年たった今も主催者から、補償の具体的な提示がなく、いらだっている。裁判の判決後が、私たちにとって正念場になる」としている。

■松山市長らも事故現場で焼香■
手を合わせる松山市長 松山正治福知山市長と奥藤晃市議会議長は15日、由良川左岸河川敷の現場を訪れ、焼香して静かに手を合わせた。

 松山市長らは堤防沿いにある献花台ではなく、事故当時に屋台があった河川敷に下りた。

 強い風雨の中で焼香して、しばし目を閉じた。松山市長は「きょうでちょうど半年。亡くなった方の冥福を祈り、いまだにやけどで苦しんでおられる方全員の一日も早い回復を祈りたい」と話した。補償や今後の対応については「大会実行委事故対策本部から何らかのアクションがあれば、共催者として市民の理解を得られるようにして、誠意を持って協力したい」とした。


写真=献花後、静かに手を合わせる副会長の2人(15日午前10時過ぎ)
写真=事故現場で手を合わせる松山市長(15日午前9時10分ごろ)

    

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