WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2014年1月21日のニュース

市役所に大きな藍のれん 同好会が福知山城描き

大のれん
 福知山藍同好会(塩見敏治会長)の会員たち10人が2カ月かけて仕上げた大型の藍のれんが、福知山市役所1階ホール正面に取り付けられた。同好会創立20年の集大成といえる大作で、歩きながら眺めていく来庁者も多い。

 市は伝統文化の藍染めを活用し、商店街などのにぎわいを作り、景観形成になればと、2011年度から「福知山藍のれんプロジェクト」事業を実施している。希望した店舗などに補助金(費用の半額で上限5万円)を交付するもので、昨年12月末の時点で27件、126枚が作られた。

 商店に呼びかけるだけでなく、市が率先して庁舎に飾りPRできればと、同好会に制作を依頼。福知山城と福知山踊りという、まちを象徴する柄の入った1・3メートル×4・5メートルののれんが完成した。事業費は15万9500円。20日に塩見会長と会員たちが訪れ、市担当者たちと飾り付けた。

 松山正治市長は「今後も藍染めの振興と普及のために、市民交流プラザをはじめとした公共施設にも設置していきたいと考えている」としている。

 会員たちは「協力して難しい作業を繰り返し、仕上げた作品です。こうして飾ってもらえるのは本当にうれしい」と喜んでいた。

 藍のれんプロジェクトは継続中で、来年度も続ける予定。


写真=大のれんが設置され、喜ぶ藍同好会会員たち

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ