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両丹日日新聞2014年1月 6日のニュース

若手の登竜門・佐藤太清賞公募美術展に全国から157点

「海の音色」
 全国の高校生や大学生ら若い世代を対象にした「第13回福知山市佐藤太清公募美術展」の入賞・入選作がこのほど決まった。18日から市厚生会館で展示。その後、東京、横浜、京都、名古屋会場などで巡回展示する。地元出身で後進の指導に励んだ日本画の大家、故佐藤画伯の意志を継いで市、市佐藤太清記念美術館が主催。若手の登竜門になっている。両丹日日新聞社など後援。

 7月初めから2カ月間、絵画と日本画の両部で募集。絵画の部は91点、日本画の部には66点の計157点の力作が集まった。日展常務理事で日本画家の中路融人さんらが審査し、この中から最高賞の佐藤太清賞4点、特選12点など計69点の入賞・入選作を決定した。

 佐藤太清賞に選ばれたのは日本画の部1点、絵画の部3点。日本画の部は西岡悠妃さん(26)=東京都=の「海の音色」、絵画の部は田中佑輝さん(18)=大阪府=の「憧れ」、石原茉由子さん(17)=和歌山県=の「mirror」、新田悠莉子さん(18)=埼玉県=の「工場にて」が選ばれた。

 また、絵画の部では、昨年佐藤太清賞に選ばれた福知山高校出身の高本夏実さん(19)、福知山高校2年の佐藤綾香さん(16)の作品が入選した。

■厚生会館と美術館で展示■

 福知山市内では18、19両日、市厚生会館で入選・入賞作品を展示し、18日に表彰式をする。22日−2月9日には内記一丁目の市佐藤太清記念美術館で、福知山近郊の特選以上の作品が展示される。


写真=西岡さんの作品「海の音色」

    

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