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両丹日日新聞2014年1月 1日のニュース

福知山駅北口にゲートをイメージした市民交流プラザふくちやま

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 福知山駅北口で建設中の市民交流プラザふくちやま(愛称・ききょう)の建設工事が進んでいる。図書館などが入る地上4階・地下1階の複合施設。3月下旬に完成し、4月下旬には図書館を除いてオープン。図書館が利用できるのは6月下旬になる見通し。

 建物は鉄骨造り一部鉄骨鉄筋コンクリート造りで、延べ床面積は約6663平方メートルある。

 1、2階に配置する図書館は、蔵書の収容能力が北近畿最大の30万冊。オープン時は16万冊を所蔵する予定だが、それでも現中央館の約13万7千冊より2万3千冊多い。

 「おはなしのへや」(1階)は乳幼児に読み聞かせができる部屋。音が漏れず、他の利用者を気にすることなく絵本の読み聞かせができる。「ティーンズコーナー」(2階)は若い人向けの本を置く予定。中高校生が好みそうな小説などを置く。

 また、北近畿唯一の自動書庫を設置し、発行年が古くなった図書など約20万冊を所蔵する。閲覧希望があれば、これまでは職員が本を探して希望者へ届けていたが、導入後はパソコンの操作で書籍が出てくることになり、貸し出しまでの時間が大幅に短縮できる。

 3、4階は、100人−200人収容できる市民交流スペースのほか、研修室、展示室、創作室、ボランティア活動の拠点スペースなどを配置し、会議や研修、作品の展示などができる。

 さらに若年者らの就業相談や就労支援などをする就業支援拠点・京都ジョブパーク北部サテライトと、ジョブパークや施設利用者のための乳幼児の一時預かりサービスや子育て相談などを行うマザーズジョブカフェ北部サテライトが入る予定。

 市長公室は「建物は『ゲート』をイメージしていて、外観や入り口などの角は丸みを持たせ、柔らかい印象を与えるようにしています。図書館の本は市民以外に、三丹(丹波、丹後、但馬)の住民にも貸し出しができるようにします。福知山で会議をしたり、本を借りてもらうなど、人と人をつなぐ施設にしたい。さらに、福知山に来て、商店や観光地にも行ってもらい、まちと人をつなぐことができれば」と話している。

 建物の東側に100台分の有料駐車場を確保する。無料駐車場は28台。電気工事などを含む本体工事費は約26億5千万円。


写真=3月下旬に完成予定のプラザのイメージパース

    

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