福知山城WAONの寄付額が100万突破 イオンに感謝状

2024年05月08日 のニュース

 イオンリテール(本社・千葉市、井出武美社長)が、2018年から取り組むご当地電子マネーカード「福知山城WAON」による京都府福知山市への寄付額が、累計100万円を突破した。買い物利用総額の0・1%を毎年、市へ寄せている。市は記念セレモニーを市役所本庁舎で開き、大橋一夫市長が感謝状を贈った。

 同社は全国各地の自治体、団体などと連携し「ご当地WAON」を作っている。176種類があり、利用者が支援したい自治体、団体のWAONを利用することで、利用金額の0・1%が同社から寄付される仕組み。電子アプリとしても発行している。

 福知山城WAONは18年に発行。3月から翌年2月までの利用金額の0・1%分を翌年に寄付している。18年度利用分の寄付額は1万9484円だったが、その後は年々増え、23年度は30万8028円となった。6年間の累計は102万8571円となり、市は福知山城のライトアップイベントなどに活用してきた。

 記念セレモニーには、同社近畿カンパニー京都滋賀事業部、同カンパニーデジタル・営業推進部の部長らが出席。大橋市長へ23年度利用分の寄付目録を手渡し、大橋市長からの感謝状を受け取った。

 大橋市長は「福知山への応援の気持ちで市内外の人に使っていただいたおかげだと思います。頂いた寄付は地域活性化のために使っていきたい。これからも応援をお願いいたします。本当にありがとうございます」と感謝を伝えた。

 京都滋賀事業部部長は「ご当地WAONを使われるお客様にも、地域を応援しているという意識が広がり、今後も地域貢献への思いが高まればうれしいです」と話した。

 ご当地WAONはスマホアプリとしても発行している。

 

写真(クリックで拡大)=福知山城の写真があしらってあるご当地WAON

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