お城まつり、雨で一部縮小も2日間で2万人
2023年04月17日 のニュース
第34回福知山お城まつりが15、16両日、京都府福知山市中ノの御霊公園周辺や内記一丁目の福知山城で開かれた。昨年までは新型コロナウイルスの影響を受け中止や規模縮小が続いていたが、今年はコロナ禍前の規模に戻し、食の祭典や手づくり市が復活。初日はあいにくの雨となったが、16日は天候が回復し、2日間で2万人(主催者発表)の人出でにぎわった。
福知山の春の一大イベント。各種団体で組織する実行委員会が主催し、福知山商工会議所が主管。15日は雨の影響でステージ発表の一部、福知山踊りパレードなどが中止になったが、傘を差した親子連れらが訪れ、屋台での買い物を楽しんだり、福知山成美高校吹奏楽部の演奏に耳を傾けたりした。
16日は前日の倍近い1万3千人が来場。ステージでは、陸上自衛隊酒呑鬼太鼓、ダンス、ご当地キャラクターによるショーなど、楽しい企画がてんこ盛り。広小路パーキングを使った食の祭典も、昼時を中心に多くの人が食事を楽しんだ。
また歩行者天国となった広小路通りでは、市商工会館近くにテーブルを並べ、将棋が自由にできる新企画「ふくちやま青空将棋」を実施。大人同士、子ども同士のほか、大人と子どもの対局などもみられ、勝敗にはこだわらず交流した。
フィナーレパレードでは、丹波國戦国サポーター福知山城明智衆の甲冑武者、自衛隊福知山駐屯地による奴道中のほか、京都・長岡京おもてなし武将隊つつじ、黒井城甲冑隊などが商店街を練り歩き、まつりの最後を華々しく飾った。
写真(クリックで拡大)=歩行者天国となった広小路通りは人でいっぱいになった(16日)